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刺青の男 (ハヤカワ文庫 NV 111)刺青の男 (ハヤカワ文庫 NV 111)
(1976/02)
レイ・ブラッドベリ

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 昔、筒井、小松、星のSF御三家にハマっていた頃は、その3人を中心に日本のSFをよく読んでいたものだけれど、いつの間にか純文学にシフトしてからは、SFにあまり触れなくなっていました。いや、好きなんですけどね。
 だから、当時から海外のSF作家はそれこそアシモフくらいしか読んだことがなくて、いつか読もう読もうと思っているうちに日は暮れ時はたち、今に至る、と。
 で、今年、日本SF大会が実家の近くで開催され、友人と行くつもりだったのですが予定が入り、どうにもしようがなく、あえなく断念。けれど、いい機会だから、久しぶりにSFに触れてみよう、ということで、古本屋でブラッドベリの「刺青の男」を見つけて購入したわけです。やっと本にたどり着きましたね。長かった。
 
 ブラッドベリといえば、ハインライン、アシモフと並んで海外SFの御三家みたいな凄い人ですが、そんな有名な人の作品をまだ読んだことの無かった自分にまず、驚き。そして読んで見て、驚き。いやー、やっぱり有名なだけあるわー。すっごい、面白い、これ。
 不思議な男の体に彫られたそれぞれの刺青が語るオムニバスといった形で、刺青が語るとこらをもっと生かせれた気もするけれど、そんな些細なところはともかく、一つ一つの、ほとんどショートショートと言っていいくらい短いものもある短編が、それぞれに作者のぶれない哲学がぎゅうと込められていて、非常に満足させられました。
 SFでは使いやすい文明批判が多いのはともかくも、とても叙情的で。最近堅い本が多いからかもしれないけれど、久しぶりに純粋に本を楽しめた気がします。ベタぼめ。

 あと、思ったのは、星新一自身も大好きとは言ってたけど、やっぱり影響を受けてるんでしょう。なんか、ブラッドベリにミルクを入れてくるくるかき混ぜてマイルドにしたら、限りなく星新一のテイストに近づける気がした。
 
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