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読書とギターとブログと |2011年10月
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読書

蹴りたい田中 (ハヤカワ文庫 JA)蹴りたい田中 (ハヤカワ文庫 JA)
(2004/06/10)
田中 啓文

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田中さんはやっぱ上手いよ、面白いよ。
架空の茶川賞を受賞した田中啓文の作品集という設定の作品集。それぞれゆかりのある作家が証言したりしていて、その作家が豪華だから憎い。

また、作品群も、しょうもないといえばしょうもないのだが、SFファンはニヤリとできるパロディにあふれている。
トリフィドパロディとか!

最も素晴らしいのは「永遠の森田健作」で、宇宙船の長距離航路の娯楽用人口知能が森田健作だという作品。宇宙船の中で森田健作と二人はツライなあw
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読書

フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫)フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫)
(2011/08/20)
大黒 尚人

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フルメタ待望の外伝。とはいえ、作者は新人です。

感想としては、良くも悪くも普通。思っていたほどひどくもないし、かといってやはり本編と比肩するほど優れてもいない。
賀東さんの3人称文体から1人称になってよりラノベちっくになり、内容も、とても軽く主人公が背負うものも無い。
つまり、実はまっとうなSF小説であったフルメタは、晴れてまっとうなラノベになったわけです。

読書

平台がおまちかね (創元推理文庫)平台がおまちかね (創元推理文庫)
(2011/09/10)
大崎 梢

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大崎さんの作品って実はあまり好きではなくて、なんかミステリとしてスマートではない所がその理由なんだけども、出版業界の紹介本としてなら読むことができる。

「配達あかずきん」では書店員が主人公だったが、今回は出版社営業マンが主人公。なかなか謎に包まれた出版営業の仕事を知るのにとても良い本になってます。ま、こんなに世の中甘くは無いが。
というわけで、出版社を目指している就活生は読んでおこうね。

読書

スペース・オペラの読み方 (ハヤカワ文庫JA)スペース・オペラの読み方 (ハヤカワ文庫JA)
(2008/08)
野田 昌宏

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大元帥のエッセイにて、「スペースオペラの書き方」の姉妹編。スペオペ好きは必読の書

読書

連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
(2011/02/04)
中山 七里

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これも~男系ね。
表紙のなんか無駄にファンシーなカエル君がすごい気になるんですよ。
要はカエル男と名乗る連続殺人犯の物語なんだけど、どんでん返しは確かに面白いが割と犯人を推測しやすいところもあり、まあまあのミステリーという感じかなあ。

読書

変な映画を観た!! (ちくま文庫)変な映画を観た!! (ちくま文庫)
(2007/06)
大槻 ケンヂ

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映画に詳しくないんだけど、こういうB級映画は大好きだねぇ。
オーケンが色んなB級映画について書いている本で、観たい!と思う作品多数。
僕の愛するぶっ飛び映画であるデッドオアアライブについて言及してあるのも嬉しい。

読書

這いよれ! ニャル子さん 2 (GA文庫)這いよれ! ニャル子さん 2 (GA文庫)
(2009/07/15)
逢空 万太

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相変わらずのラヴクラフトネタ満載

読書

脳男 (講談社文庫)脳男 (講談社文庫)
(2003/09/12)
首藤 瓜於

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乱歩賞作。昨日のハサミ男に引き続き、~男系。いやまあそんなジャンルないけども。

連続爆弾犯のアジトで見つかった男は、心を持たない男だった。共感などが出来ない男の過去と目的とは・・・

興味深い点としては、心を持たない男の存在をそのままロボットに置き換えると立派なSFに変身するということかな。

読書

ハサミ男 (講談社文庫)ハサミ男 (講談社文庫)
(2002/08/09)
殊能 将之

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薦められて読んだ。

美少女を殺し、磨いだハサミを首に突き刺す猟奇殺人犯の「ハサミ男」だが、自分の模倣犯が現れて・・・

途中から叙述トリックだろうなー、とは思っていたのでラストのどんでん返しにはそこまで衝撃はなかったが、分かっていても楽しく読めた。
なかなか分厚いので、うっ、と本棚に戻したくなるが、意外にさくさく読めるので、休日のお供にほどよいです。

読書

忍びの国 (新潮文庫)忍びの国 (新潮文庫)
(2011/02/26)
和田 竜

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のぼうの城の脚本家が書く、忍者エンタメ。

忍者モノというと、どうしても山田風太郎的な世界を想像してしまうのだけど、あそこまではぶっ飛ばず、かといってリアルな時代小説かというと、そこまで固く真面目な本でもなく、つまるところほどほどの忍者エンタメなのである。

伊賀の忍者軍団対織田信雄軍。互いの策謀が渦を巻き、騙し騙され・・・というのがウリなのだが、織田側の軍略はアラが目立った。
ともあれ、細かい部分は突っ込みどころがあるが、なんだかんだそれなりに楽しめた本でもあった。

読書

詩ってなんだろう (ちくま文庫)詩ってなんだろう (ちくま文庫)
(2007/05)
谷川 俊太郎

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谷川さんが、色んな形の詩があるんだよ、と多種多様な詩を紹介する本。
歌の歌詞から本格的な詩まで掲載されているが、やはり僕がすきなのは

「へび」 長すぎる



これかな 

読書

哲学探偵 (光文社文庫 く 10-11)哲学探偵 (光文社文庫 く 10-11)
(2011/09/13)
鯨統一郎

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結構、鯨さんは好きなんですよ。ミスミス学園とか、くだらなさとかウンチクとかが田中啓文っぽくて。

その鯨さんのミステリーもの。毎回起こる事件を、なぜか競馬場に現れる男が哲学を応用して解いていく。
それ以上でもそれ以下でもなく、なんつうか、電車で読むにはちょうど良い本でした。
つまるところ、わりとしょうもない本

読書

世界一あたたかい人生相談 (講談社文庫)世界一あたたかい人生相談 (講談社文庫)
(2011/06/15)
ビッグイシュー販売者、枝元 なほみ 他

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ビッグイシューのおじさんたちが人生相談に真面目に答えてくれる本。

とりあえず、間に挿入される料理レシピはなんなんだろう。

読書

本棚探偵の生還本棚探偵の生還
(2011/08/03)
喜国 雅彦

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これすごいぞー。2冊組みの箱入り。中の小冊子は豆本にもなる超豪華装丁で無謀な2800円。
でも本好き必須の書!

喜国さんの古本エッセイで、内容自体もバツグンに面白い。日下さんのご自宅の本の山やら台湾の古書街の話やら、もう聞くだけでわくわくして、お金を握り締めて古本屋に走っていきたくなる。

人には薦められないが、本を愛する人にはぜひ買って欲しい書。当然重版予定は無く、今絶賛品切れ中らしいので、早めに書店で確保しておいた方がよいかもしれません。

読書

小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団
(2011/02/25)
瀬名 秀明

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これすごいんだから。
パラサイトイブの瀬名さんが初のドラエもんノベライズということで話題になった本。

内容は古い方の鉄人兵団のノべライズなのだが、3人称で上手く適度な距離を持ちながらキャラクターの心情を書き分けており、違和感はほとんど感じなかった。
むしろ、原作のもともとの素晴らしさと懐かしさがあまりにも胸に溢れてきて、読んでいて久しぶりに本当に涙を流してしまった。

これは、本当良い本ですよ

読書

鳥玄坊 根源の謎鳥玄坊 根源の謎
(2009/02/25)
明石 散人

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これはすごいなあ。明石散人といえば、京極堂に出てくる人物なのだが、その正体は謎に包まれている。

そんな明石散人の本だが、中国の始皇帝陵から出た謎の金属ディスクや、海竜復活など、ムー愛読者ならわくわくする内容。
いわばオカルトSF本なのだが、莫大な知識量が本に信憑性を与え、現実と虚構の境目を曖昧にしている。
山本弘の本も同手法なのだけど、読者の目くらましが出来るだけの知識があるかどうか、というのがこういうたぐいの本のキーになり、十分その条件を満たした本だった。

好き嫌いあると思うけど、好きな人はたまらん本

読書

まつるひとびとまつるひとびと
(2011/08)
中島 かずき

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フォーゼやグレンラガンの脚本家の中島かずきが書く短編集。

それぞれ地方の奇祭をテーマにしており、ユーモアあり、ちょっとホラーもあり、と多様な作品がある。
可もなく不可もなく、という感じ

読書

ちょいな人々 (文春文庫)ちょいな人々 (文春文庫)
(2011/07/08)
荻原 浩

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萩原さってホント安定感あるんですよねえ。特にサラリーマン小説を書かせたら、サラリーマンと父親の悲哀がユーモアたっぷりに書かれていて、社会人の僕は涙こぼれるのです。

そんな萩原さんの短編集。よくもまあ色々な業種を書けるものだと思うが、お得意の家庭と会社を舞台に、みじかにありそうな人々の姿を書いています。

読書

失われた地平線 (河出文庫)失われた地平線 (河出文庫)
(2011/09/03)
ジェイムズ ヒルトン

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ヒルトンの有名作。映画化も結構されてるらしい。

主人公たち4人は、たまたま乗り合わせた飛行機がハイジャックされ、チベット奥地に不時着する。
彼らの目の前に現れたのは荘厳な寺院と中庸の空気、そして僧侶たちだった。
なかなか祖国に帰る目途のつかない中、チベット仏教の教えに触れ、彼らはそれぞれ考えをめぐらす・・・

冒険小説ってめったに読まないんだけど、これは面白いねー。まあフィクションだから厳密に冒険小説と呼んでいいのかよく分からないけれども。
4人の構成が見事で、主人公は戦争で欧米的ながつがつした生き方に無為を感じる男。他にザ欧米みたいな偏見に満ちた若い青年。ザ・キリスト教という感じでキリスト教以外の宗教を悪とみなして改宗させることばかり考えるシスター。指名手配中の詐欺師で、祖国からは逃げたいが金が頭から離れない男。。

それぞれ、チベット仏教の中庸の教えに対して、受け入れる者、拒否する者、様々な反応を示し、特に西洋的な反応を見せる人たちに関しては、西洋人が上手く書いたなあ、と思った。

ラストはチベット仏教の禁断の口伝に関しての信頼を揺らがせておいて、そこからのラスト、という素晴らしい造りになっており、ドラマ的にもとても面白い。
いやあ、これは良い本ですよ。

読書

幽霊人命救助隊 (文春文庫)幽霊人命救助隊 (文春文庫)
(2007/04)
高野 和明

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一部書店で仕掛けてて話題になってますこの本。

内容は、自殺した浪人生の主人公は、死後の世界で3人の男女に出会う。彼らの目の前に現れたのはパラシュートで降りてきた神様。
自殺したせいで天国にいけない彼らに、地上に自殺しそうな人間100人を救うことで成仏できると神は告げたのであった・・・

自殺未遂者を助けながら、自分達の自殺の要因・家族とのかかわりなどを見直すという典型的な造り。
テンプレではあるがそのぶん強度があり、物語としてとてもしっかりしている。

上質なエンタメ、という言葉がピッタリの秀作でありました。

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