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読書とギターとブログと |2010年02月
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ウイスキー!

毎年恒例のウイスキーマガジンライブに行ってきました。僕の一年はこの日のためにあると言っても過言ではないぞ。

朝からひたすらウイスキーを飲むイベント。基本的に例年通り、十分元は取れるくらいに堪能はできました。
 
・ブランデーのミニボトルやジャムの小瓶を貰えたりしてお土産もたくさん
・今年から出来たバーフードブースはなかなか美味しいサーモンを食べさせてくれて感動。でも人の群がり方が配給のパンをねだる戦後の子どもみたいでどうかと思った。
/バグパイプの音色が素晴らしい。やりたいねー
・スコットランドの正装のキルト(スカートっぽいやつ)の下はやっぱりノーパンなのか!?
・ランチチケットはビックサイト内のレストランでもいいけど、まぁ例年のランチボックスでもいいかな、とちょっと思った。
・マスタークラスのダンカンテイラーは、40年モノを6種類出す大盤振る舞い。あれで三千円は安すぎる! 全部普通に美味しい。
・会場でのウイスキーも基本的に3・4千円はくだらないものばかりなので、味のインフレが起きていて、なんか全部美味しいんじゃね?て感じになる。
・12年モノも30年モノも貧乏舌にはあんまり変わらなかったりする。
・ブースでウイスキーを注いでくれるお姉さんが美人でステキ
・とりあえず、おつまみ持込で共用のテーブルを占拠する無法な輩は本当にどうかと。スタッフもあれは注意すべきだと思う。
・久しぶりに飲むラフロイグはやっぱ美味しいなぁ
・秩父蒸留所の未発売の新作(33年モノ)は激ウマだったなぁ。あれは買いたいけどたぶんえらい値段するぞ。
・白州のカクテルも美味。ハイボールは若干微妙。
・不況と来場者増加のせいか、有料試飲増えてね?

 そんな感じ。まぁまとめると、なんだかんだ来年もぜひ行きたいな、という感想になるのでした。
 そろそろ会場の収容人数も限界だと思うので、来年はぜひ会場を広くして欲しいな、と思ったり。 
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読書

笑犬樓よりの眺望笑犬樓よりの眺望
(1996/07)
筒井 康隆

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 わたがしみたいな学生生活が終わって初めて分かるわけだが、平日仕事してれば本を読むヒマがなく、休日はゆっくり体を休めたいし、もちろん本は読みたいのだが、小難しく分厚い小説を読むとルナールのごとく文字が33333とアリの行列のように見えてくるのでエッセイや随筆くらいしか読む元気が起きないのである。
 そりゃ純文学が売れるわけないですよ。


 筒井先生がずっと連載していたコラムというかエッセイをまとめた本。断筆宣言にいたるまでの数年間の記録として読むと興味深い。
 
 渡辺直己が筒井先生を嫌いなのは知っていたんだけど、喧嘩好きの筒井先生がそれを黙ってみてるわけないんだよなぁ。この本の中で何度も渡辺直己をビニール蛙と呼ばっていろいろと反論攻撃していて大変面白い。すごく面白い。いつだって他人の悪口ってまぁぞくぞくわくわくするわけなんですよ。けけけけ
 それにしても喧嘩をきっちり文章という自分達のリング上でやるというのはなんかプロレスっぽくて良いなあと思いました。

 あと、筒井先生が本内で何度も書かれているし、個人的にもそう思っているし、先日のスケートの織田選手へのインタビューで更にダメ押しに思ったけど、マスコミはほんとどうかと思いますね。もうちょっと他者の立場や心情というものを考えて発言するべきだと思います。


 まぁそんなこんなで楽しく読んでしまってウチにあるエッセイ系の本が残り少ないんだけども、そろそろ補充で買いに行かなきゃなぁ。うーん

だから、ハードカバー40巻越えのセットとか作ったらあかんって。青白インドアっ子がそんなん持てるわけないやん。いやまぁ持ったけどね。腕ちゅうか腰がもう限界でっせ

読書

ひかりのまち―nerim’s note (電撃文庫)ひかりのまち―nerim’s note (電撃文庫)
(2005/02)
長谷川 昌史

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 そんな、ハードカバー10数冊のセットとか作ったらあかんって。文系もやしっ子がそんなん持てるわけないやん。いや、持ったけどさ。週が始まったばっかりやのに、さっそく筋肉痛やがな。


 電撃大賞の大賞作って、なぜか毎回パッとしない作品が多いんですよね。長続きしたりするのはいつも銀賞とか奨励賞とかだったりして。そして今回もその例に漏れず、パッとしないわけであります・・・と書きたかったんだけど、あー、これ大賞じゃなくて金賞か。うーん。まぁいいや。

 そんなわけで電撃大賞の金賞受賞作。年に一度ある日黒期。完璧な兄の失踪。メガネの美人保険医に、主人公に片思い中の女の子。入っちゃいけない禁忌の森。うわー、まさにラノベって感じだなー。

 近年のライトノベルやその他のジュブナイル物に見られるように、日常の延長的な作品でなく、独自の世界がしっかりと形作られているのはとても高く評価したい。いかにもなキャラクター配置もまぁ構成をきちんと考えている証ととらえよう。まぁ褒められるのはそんな所で終わり。

 まず、内容がないよう。作品全体を考えたときのシーンごとの配分がまったく出来ていない。いかにも狙った感じでそんなに意味の無いセックスシーンを入れたのには憤怒を覚えた。世界観がしっかりしてる割に、あんまりその独自の小道具を生かせず、とりあえず最後に長ゼリフでごまかせばいいと思ってるだろこんちくしょう! まだあるけどもうやめとこうな。

 あとがきで、200ページくらい加筆修正したと書いてあったけれど、それがそもそも間違いな気がしてならない。100ページくらいの中短編としてなら、よく出来た作品だったかもしれないが、変にページを増やし、それも内容を濃くするのでなく、単純に水で薄めただけなので、まったくダメダメなものになってしまっている。これは作者だけでなく編集者が悪いと個人的には言いたい。

 なんだかなぁ。こういう作品に金賞あげてたら、スニーカーとかMFとかにに追い抜かれちゃうぞ、と言いたくなる、そんな感想しか出ない本だった。
 ラノベなのに09年度の日本SFベスト10に入ったうえお久光を見習っていただきたい。まったくもう。

読書

蕎麦ときしめん (講談社文庫)蕎麦ときしめん (講談社文庫)
(1989/10)
清水 義範

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 久しぶりに本を読めるこの喜び。書籍の売り上げを伸ばすには、まず日本人の勤勉体質を変えなければいけないぞ。


 清水先生のパスティーシュ小説。司馬遼太郎の文体を真似たり、辞書を真似てみたりと、文体模写の神様の技が冴え渡る。
 元の感じが分かると更に面白いし、分からなくても面白い。
 つまり、面白い本であった。
 

読書

あるいは酒でいっぱいの海 (集英社文庫 79-C)あるいは酒でいっぱいの海 (集英社文庫 79-C)
(1979/01)
筒井 康隆

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 たとえば数年後に、今日という日のことを微笑みながら思い出すのか、それとも切ない目をして思い出すのか。
 はてしなく不安であるし、とてつもなく楽しみでもある。そんな今日という一日。


 筒井先生の初期の作品。主にショートショートで、2・3ページで終わってしまうものが多い。
 
 初期といううことで、ちょっと荒い作品や、筒井先生にしては大人しい作品などもあったりする。だがやはりその端々に筒井先生らしさ、というものが確かにあって、まさに原点というのに相応しい本であった。
 筒井ファンは読んでおいて損はないんじゃないだろうか。入門書としてはオススメしないけど。

 関係ないが、ショートショートだとやはり1人称の語りがどうしても多くなりますね。

小説で最も難しいのは冒頭の書き出しだという。
数行でいかに読者を引き込めるか。読者に好印象を与えられるか。
その印象次第で人によっては本を閉じてしまうかもしれない。そしてそのイメージを覆すのは運と時間が必要になってしまう。
全ては第一印象で決まるのだ。


つまり何が言いたいかというと、これから僕は新天地での第一印象を決める挨拶の口上を考えなければいけないという話。
胃が痛いなぁ

読書

独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)
(2009/01/08)
平山 夢明

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 まぁ、半分はリップサービスが入っているとはいえ、先生に卒論の小説を褒めてもらえると、なんか頑張ろうって思います。うん、頑張ろう。


 最近は「ダイナー」も出されたりと絶好調な作家の一人である平山夢明さんの名をあげた小説。推理作家協会賞やjこのミスでも良いとこいってましたよね。ミステリーはあんまり読まないけれど、教養の一つとして読んでおこうと思い借りてみた。

 作品集という形で、ミステリーというかホラーに近い作品がいくつも収められた作品集。基本的に人が死ぬ。まぁグロく死ぬわ死ぬわ。
 
 全てが普通に面白い。独特の世界観を持っているのだが、上手く読者に説明がされており、ついていけないということはない。随所に見られるグロい表現が人を選ぶかもしれないが、逆にその表現力が読者の背筋を凍らせる一つの力でもある。
 ただ、面白いのだが、あれ、こんなもんか、という印象も少しあったのが正直な感想。

 それはがっかりだとかそういうものではなく、事前の前評判の高さなどから、もっと凄いんではないかとハードルを勝手に上げすぎていた結果から来たものである。
 素晴らしいのだが、もっと恐怖を。もっと驚愕を。僕はもっと欲しかった。
 いや、まぁ面白いんだけどね。
 
 
 

読書

バッテリー (教育画劇の創作文学)バッテリー (教育画劇の創作文学)
(1996/12)
あさの あつこ

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そういえば昔、「バツ&テリー」という野球漫画があったなぁとか思い出したのですが、これはあさのあつこの映画化もされた小説。

 気難しいが豪腕のピッチャーと、大らかなキャッチャー。それに虚弱な弟。そうした人間関係や成長の物語が田舎の町で進んでいく。

 構成や、キャラクターの配置などが、あざといが上手いよなあと思う。ドラマがきちんと作られており、ある意味でお手本のような小説ともいえる。
 自己中心的だがどこか脆く、いっぱいいっぱいな思春期の主人公の姿も細かく描写されており、なんだかんだ言いつつやっぱ良い本ですよ。これ。
 
 完結はしておらず、続刊でまだまだ話は続いていく。
 映画は見たことあるのだけど、映画ではちょっとした恋愛模様だとかもろもろこの本では語られていない部分が描かれていたので、そうした内容は続刊で書かれているのかもしれない。

読書

走れ!ビスコ走れ!ビスコ
(2009/01)
中場 利一

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中場さんといえば「岸和田少年愚連隊」。泉州弁が飛び交い、まともに学校にいかないチーマーや競馬場に通うダメ親父のいる世界を描かせたら天下一品の人で、逆に言うなればそういうタイプの作品しか書かない人だと失礼ながら思っていたので、この本には少し驚かされてしまった。
 ヤクザな人たちは出てこないし、かなりちゃんと取材したのであろう会社の内幕などが描きこまれてなかなかお見事。相変わらずの泉州弁は、相変わらず良い味を出している。

 主人公は製菓会社に入社した女の子。いつも真面目で仕事への情熱は人一倍高い。女先輩にいじめられても、小ズルイ同期が色仕掛けで男をたらしこんでも、めげずに企画のことばかり考える。
 
 細かいところを突っ込めばキリがない。上司達がが物分りが良く良い人ばかりで、運にも恵まれ、全ての企画を成功させ続ける主人公は予定調和の存在でしかなく、リアリティに欠けるということもできる。
 だが、そういうところを置いといて読み進めてしまう魅力がこの本にはあるのだ。それはやはりひたむきな主人公の姿であり、真っ直ぐに頑張る姿は王道であり、読む者を必ずうると感動させてしまう。
 
 リアリティは無くとも、これを読んだ若手社員はこんな上司が欲しいと思い、年配社員はこんな新人が欲しいと思い、もうすぐ新入社員はこんな仕事人になりたいと思う。
 それでいいのだ。それでいいのだ。
 小説は夢を与えるものだから。それでいいのだ。

 こんなにうまく行かないのは分かっているけれど、僕だってこんなに夢と理想と情熱と汗にまみれた仕事をしたいと思う。願う。それでいいのだ

 穴はあると思うんだけど、なんだか凄く胸が熱くなった本でした。今の僕の立場がそういう感情をもたらした可能性は否定できません。

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