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読書とギターとブログと |2009年07月
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読書

南博士はナンダンネン (くもんの創作児童文学)南博士はナンダンネン (くもんの創作児童文学)
(1992/12)
斉藤 洋長 新太

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 第二次αの小隊システムに文句を言いながらも楽しんでやってしまう最近です。スパロボ、です。

 みんな大好き斉藤洋先生の御本。
 いつも書くのだけれども、ルドルフが名作過ぎて他の本がかすんでしまうことが多々ある。というか、正直手を抜いてませんか、とかプロットの時間無かったんですか、とか聞きたくなることもあるけれども、それでも、いつもの斉藤節をふりまわして、パワープレーでごりごり最後まで読ませてしまうのはさすが。
 
 もう内容の紹介はする気がおきないので割愛します。
 まぁ、僕は斉藤先生が大好きだから、それなりに面白く読みましたが、初めて斉藤作品を読んだ人がどう思うかまでは責任をもちません。
 
 本をぶんぶんふりまわして、うーむとうなったあげく、えいばりばりと破いてしまおうと思ったけれど図書館の本だから破けないぞうーむ、とこまってしまっても僕には関係ないんです。
 
 最後は北杜夫っぽく文体模写しようとしたんだけど、そんなに似てない気がする。
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読書

文学界 2009年 08月号 [雑誌]文学界 2009年 08月号 [雑誌]
(2009/07/07)
不明

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 昔は購読してたのに、いつからか買うのを止めてしまった理由は、表紙のデザインだと思います。
以前のデザインの方が好きだったんです。あと、高橋源一郎の連載が終わったのも痛かったなぁ。ああ、本買わねば。

 松尾スズキの書下ろしが素敵でした。オチが尻切れっぽい感じがして、もっと長くじっくり描いて欲しいと思いましたが、まぁその中途半端な感じも文学っぽいなぁと思いました。

 もう文学とかよく分からんし、売れれば良いんじゃね? とか最近思います。

読書

モグラ原っぱのなかまたち (日本の創作児童文学選)モグラ原っぱのなかまたち (日本の創作児童文学選)
(1968/12)
古田 足日

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 日本の児童書の金字塔の一つ。もう名作中の名作ですね。

 子供たちがみつけた原っぱ「モグラ原っぱ」にまつわる話。原っぱを見つけるところから、切り開かれるまで連作短編として書かれている。

 この本が素晴らしいのは、モグラ原っぱという場所をベースに、先生に対する見方。子供のちょっとひねくれた恋心など、子供の目線に立ったストーリーが織り込まれていることだろう。決してとても長い本ではないのに、密度が濃いのは、無駄が無く書かれているからだと思います。

 そして、この本が名作たりえるのがラスト。
 市営住宅建設のため、子供たちは潰される原っぱに立てこもり、市長と話して、住宅内に原っぱを残した公園を作ってもらうことに成功する。
 それは、ひとつの勝利と言える行動であって、たとえその公園が元の原っぱより小さくても、(子供たちは勝利を喜んだ後に、一抹の寂しさを覚えた)くらいに描いても良かったはずだし、もし僕だったらそう書くだろう。しかし、古田さんの書く子供たちは、叫ぶ。心から、叫ぶ。
 「これが山か! これが森か! フクロウもいないしカブトムシもいないじゃないか! 市長のうそつき!」

 僕達大人は、自分達の行動とその対価を天秤にかけて実利的に判断するけれども、子供たちの目にはそんな曇りはない。大切な「今」を奪われた悲しみの方が大きいのだ。
 大人が子供たちの「今」を奪い続けた結果、今の子供たちはもはや叫ぶ力すら残されていない。今の子供たちはこうして叫ぶ前に、葉っぱの青臭い鼻にくる匂いや、クワガタに指をはさまれた痛さを知らない。その自然の喪失の切なさに気づくことすら許されない。

 この本は、いつまでも子供たちに読んでいて欲しい名作だ。しかし、今はまだしも10年後、20年後の子供たちがこの本を読んで、はたして登場人物に共感できるのだろうか。そんなことを考えて、僕の指先はすっと冷たくなった。

読書

よろこびの機械 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)よろこびの機械 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)
(1966)
レイ・ブラッドベリ

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たとえば円を書いたときに。それは線で描いても点描でも塗りつぶしてもなんでもいいのだけど、何か円を書いたとき、その円の内側を表現するのか、それとも円のはてしない外側を表現するのか。同じ円でも描き手次第で表現できる広さが違うと思います。
 そして、円のはてしない外側を描くことが出来る作家が、ブラッドベリなのでしょう。

 描かないことで描かれる、その背後の広大な世界と空気。その欠落は、時に失敗作も生むけれど、その全てがかっちりとはまったとき、おそろしく見事なブラッドベリワールドが、目の前に、網膜の裏に焼き映されるのです。本当に、すごいと思う。

 個人的には「待つ男」が秀逸

読書

蹂躙された日本史―日本はいかに西欧列強の脅威を克服したか蹂躙された日本史―日本はいかに西欧列強の脅威を克服したか
(1998/10)
佐治 芳彦

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石原莞爾って、過激派の戦争推進派だと日本史の授業では教わった気がするんだけども、そうでもなかったようですね。石原さんはかなりのキレものだったので、アメリカと今戦っても勝てるわきゃねぇ(いずれは戦わなきゃならんが)だから、まだ止めとけ、と必死に止めてたみたいですね。でも上手いこと現場から外されて、戦争にゴウと。
 
 いつの世も、みんなが正論を求めるわけではなくて、政治抗争の後におのおのの信じる正義に爆走していくようです。だから僕達の持つ一票は重いし、政治家の方にはその重みを感じて行動して欲しい。僕は表現の自由と精神の自由を断固主張します。児ポ法反対!

 それにしても、総理がコロコロ変わって、マスコミがアレなのは、もはや日本の伝統芸のようです。

読書

大人になれないこの国の子どもたち―「壊れた心」の精神分析大人になれないこの国の子どもたち―「壊れた心」の精神分析
(1999/11)
町沢 静夫

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 別に教育問題にとりたてて熱心なわけではありません。これは完全に、なんとなく借りてみました。時にこういうのを読むのもいいかなぁって。

 結局、こういう本やなんでもそうなんですが、教育論の行きつく先は、ある程度の経済力に裏打ちされた暖かい家庭と、偏差値教育の撤廃、があればまぁ良い子に育つ、ということなんですね。
 そりゃ分かっとるわい、と思いつつ、そう簡単にいかないのが世の無常であります。
 
 衣食足りて礼節知る。 そういうことなんですよね
 

読書

七人のいろいろな魔法使い (童話パラダイス)七人のいろいろな魔法使い (童話パラダイス)
(1991/12)
タカシ トシコ

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 今月の文学界に載っている、松尾スズキさんの読みきりはおもしろそうですね。「クワイエットルームにようこそ」もそうですが、松尾さんは本当に舞台設定が上手い方だと思います。まだ途中なので読了が楽しみ。
 あと、前田司郎さんのエッセイが面白かったです。この人、文章どおりの人なら、一度いっしょに飲みに行きたいなぁ。

 さて。この本は、7人のいろんな魔法使いのお話。迫ってくる太陽を説得しにいった魔法使いや、花をさかせる竜の魔法使いなどさまざま。
 しかし、そのどれもが、なんだかあたたかかく、擬音語がとても効果的に使われていて、幼いころ見ていたNHKのお話の国を聞いているような、そんな感じを受けるのです。
 ひらがなの使い方も良いですね「くっきょうの手下」のくっきょうという言葉の雰囲気がすばらしい。漢字だと、ゴツゴツしてそうだけど、ひらがなだとなんだか良い人そうですね。児童書という特性を生かして本当に見事に練られていると思います。

 ラストは、自分を犠牲にして、みんなを救うロボットの魔法使いの話。ロボットが魔法使いであることで、誰もが魔法使いになれ、読者の子供たちも魔法使いになれるんだよ、というメッセージがこめられている気がしました。また、この最後の話が心にしみるのですねぇ。
 挿絵のいとうひろしさんも、文章にあった優しい絵をかかれます。

 僕にもし子供ができたら、ぜひ買って読んであげたい本。こういう本が売れないのなら日本は終わりだと思って奥付を見たら、20版でした。日本はまだまだ捨てたもんじゃなさそうです。

読書

ドキュメンタリーは嘘をつくドキュメンタリーは嘘をつく
(2005/03)
森 達也

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「ドキュメンタリーは嘘をつく」という映像作品をみて、森達也に興味を持ったのだけど、映画好きの友人などなどに話を聞いてみたら、どうもアンチ森達也がとても多いことに気づいて、なんだか逆にもっと知りたくなって借りてきた。

 森達也が、代表作の「A」などを通して思ったことや、自身のドキュメンタリー観について語っている。

 読んで感じたのは、かなりクセのある人だなぁ、ということ。映像作家として僕はとても尊敬するけれど、友人だったらうーん、と困ってしまいそうだ。
 それでも森達也はドキュメンタリーを撮る。彼はドキュメンタリーだけでなく、あらゆるものは恣意的だと言う。そしてマスコミの大半ががその自覚が無いこと。また一部は自覚を持って分かった上であえて恣意的に映像を作っていること。そんなことの危険性を説く。
 僕達が「事実」だと思っているドキュメンタリーすら、そこに「事実」など一切存在しないことを書く。

 事実はそんなに単純ではないのに、マスコミは単純に絶対悪を作り出して糾弾する。それにのせられて、熱病にうかされたかのように人々は罵声を浴びせたり石を投げたりする。
 シベリア出兵や日中戦争もマスコミの暴走が大きいけれど、だからこそ、恣意性を持っているという自覚、それがなによりマスコミに携わる人間に重要なことなのだろう。そして、僕達それぞれがメディアやいろんなものにだまされずに、一歩引いてモノを見つめてみること、それも大事なことなのだと、そう思った。

読書

空中メリーゴーラウンド (童話パラダイス)空中メリーゴーラウンド (童話パラダイス)
(1991/07)
斉藤 洋

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 少年は、田んぼの中のメリーゴーランドを見つけ、おじいさんに載せられる。彼が選んだのはシマウマなのだが、おもちゃのシマウマは突然話し出し、脈絡もなく3つの願いをかなえてやると言い出す。そしてそれに応じて少年は、また脈絡もなく「しゃべるワライカワセミ」が見たいと言い出して、二人はワライカワセミを探す旅に出る。

 最後までしゃべるワライカワセミを探す理由は良くわからないし、シマウマが何なのかまったくわからないけれど、その不思議さが特殊で独特の斉藤ワールドを作り出している。
 どこかでこんな本読んだぞ、と思って、そうだ「風力鉄道にのって」だ! と思い出したのだけど、よく考えれば風力鉄道の作者も斉藤洋さんですね。そりゃ似てますよ。

 良い本かと言われると、うなずくのは難しい。けれども、斉藤洋ファンとしてはいつも変わらぬ理屈っぽいセリフまわしが素敵過ぎて、いやあこれはこれで良いんじゃないかなと言ってしまいそうなそんな本。
 

読書

文藝 2009年 08月号 [雑誌]文藝 2009年 08月号 [雑誌]
(2009/07/07)
不明

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いつの間にか出てました。

 今回は小川洋子特集。小川洋子さんの名前を聞くと、何故だか佐野洋子さんを思い出してしまいます。共通点は洋子だけじゃないかとおもいきや、どちらも柔らかくて、あたたかい文章を書かれる方という共通点もあるのですね。我ながらいいこと書くなぁ。

 注目記事は小川さんと堀江敏幸さんの対談。堀江さんがあの柔和でかつ鋭いまなざしで、小川さんの作品について掘り下げていってます。
 堀江さんはいつも黒っぽいジャケットを着られているなぁ、とかメガネは昔の方がよかったなぁとかどうでもいいことばかり考えながら読みました。以上。

うなぎ

高校時代の友人に誘われて、浅草にウナギを食べにいってきました。

 土用の丑の日からズラして行ったので、まぁ大丈夫だろうと思いきや、狙いのお店は5時の時点で長蛇の列。
 あきらめて、第二希望のお店に向かうと、さすがにぶっ高くて、第三希望は休みで、第四希望は予約で満席で(ここまで約2時間くらい歩きました) なんだかもうどうでもいいやと思って、それなりによさそうなお店にちょっと並んで入りました。

 二人とももう頭が最高にハイな状況でなんでもこいな感じだったので、そこそこするウナギづくしのコースを頼んでみたら、何より鰻巻きがそれはもう美味しくて、僕は、これまで卵焼きに抱いていたあんまりよからぬイメージを撤回し、頭の中の卵焼き達に侘びをいれたのでした。ごめん。
 あと、アナゴの柳川も濃口のダシが効いていて、別に白飯が欲しかったのです。

 西洋かぶれ源内のコピーに乗せられるのはしゃくですが、それでもやっぱりウナギは、ああ良いもんだなぁとしみじみ思って、ライトアップされた雷門をみて帰りました。

 そしてそんな余韻を引きずる間もなく、これから夜勤のバイトだなんて、世の中は間違っている!

読書

アマゾン検索、故障してるんじゃないのか?

モリエールの「タルチュフ」を読みました。

うさんくさい宗教家のタルチュフに振り回される家庭。被害者の家族が、金持ちでみんな頭にお花畑が湧いてるような人達だったので、最後までだまされてしまえばいいと思いました。
結局、大円談で終わるのが残念

読書

大正時代を訪ねてみた―平成日本の原景大正時代を訪ねてみた―平成日本の原景
(2002/12)
皿木 喜久

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 日本近代史っを集中的に読んでおります。

 読んでいると、大正時代がいちばんよかったんではないかと思う。1次大戦の景気にわいて、大正デモクラシーに自由を求めて。
 あと、大戦景気で余裕があったから、個人での教育機関があったり、本当に社会が充実していたみたいですね。いつの世も先立つものは金なのです。

 やがて特需が終わり、社会の景気が失速していくにつれて、そうした多用かつ自由な風潮は消えていく。とどめが治安維持法だろう。そして時代は昭和へ。

 国が裕福であれば、社会の福祉サービス全般が充実するのなら、今の社会はやはり貧しいのだろうか。

 それにしても、有名な取り付け騒動を引き起こした、片岡直温(漢字あってるかな?)の失言は、最近の政治家の失言の非にならないくらいトンデモナイ失言だと思うw

読書

目からウロコの近現代史 (PHP文庫)目からウロコの近現代史 (PHP文庫)
(2006/07)
河合 敦

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最近、政治関連のニュースが面白すぎるので(ネタという意味で)あとは、児ポ法や人権保護法とかでちょっと政治も知っとこうかな、と思い、それならばやはり政府が出来たところから始めようと言うわけで、しばらく近現代史特集で行こうと思います。

 近現代史を時代順に分かりやすく書いてくれているので、僕のような入門者にぴったりの本でした。読むごとに高校の時に勉強した日本史の断片が「ああ、こんなんやったなぁ」と思い出されるのは、思い出すだけ良しとするか、忘れていたことを情けなく思うか難しいところです。

 今も昔も、政治家は自己の利益を保管して、マスコミは国民を大衆操作する、という流れは変わらないんだなぁ、と思いましたが、やっぱり政治家に関して言えば当時の方が気概があったと思いますね。自分達が政府を作ったという自負もあるだろうし、良くも悪くも「政治家」だなぁという豪腕さがあって、嬉しくなりました。
 特に原敬なんかは平民宰相という言葉だけが独り歩きしてるけれど、かなりのやり手だったようで、憧れてしまいます。

読書

ビートたけしの「少年」のレビューを書こうとしたら、エラーが出ます。最近FC2に使いづらさを感じますが、いまさら変えるのもねぇ。

 そういえば、奥さん、聞きました! 芥川賞の磯崎さんって三井物産勤務ですってよ!
 
 三井物産に勤めながらよく執筆する時間があったな、ということに驚きなわけですが、べ、別に悔しいとか、うらやましいとか、世の中は不公平だとか思ったりしてませんよっw

 ビートたけしの本のほうは、やはり専門ではないぶん、文章は甘く、決して高い評価ができるものではありませんでした。でも、やはり北野映画補正が頭の中でかかってしまって、読みながら久石譲の音楽が流れると、なんだか泣きそうになってしまうのです。というか、少年モノは僕の涙腺なので、いつ読んでもああ、と思ってしまうわけです。
 きっと一日中厭世感が抜けなくて、今日もお酒を飲んでしまうのは、きっとこの本のせいなのでしょう。きっと。

読書


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読書

三丁目が戦争です三丁目が戦争です
(2004/03)
筒井 康隆永井 豪

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直木賞は北村さんらしいですね。まぁすごい妥当なとこですが、西川さんに取って欲しかったなぁ。芥川もあんなもんじゃないですか。

 さて。図書館の児童書コーナーをうろついていたら、絵本とも児童書ともつかぬ大判の本があったので見てみたら、筒井康隆が文章を書いて、永井豪が絵を描くというカオスな本。こんなもん子供に読ませて大丈夫なのか?w と思って借りてみました。

 遊び場での男の子と女の子の対立から、団地と住宅地との対立に発展し、そして戦争になってしまう。

 ところどころ筒井らしいな、と思いつつ押さえていたし、永井さんも、当然、胸などださず、案外に大人しい絵で(こんな絵も描けるんだ!) なるほど児童書でした。
 戦争を選ぶかどうかを選ぶのは、君達です。としめくくる。これを子供がどう読むのかはわからない。ただ、小学生中学年くらい以上の子供には、読んで欲しい本だと思う。親と一緒に読むのではなく、自分の部屋で、もしくは図書館の隅の椅子でもいいけど、一人で読んで、一人で考え、1人で本をそっと閉じて欲しい。一人ひとりが自分の頭で考えること。それがこうした問題に関して必要なことだから。

読書

トイレの文化史トイレの文化史
(1987/04)
ロジェ・アンリ ゲラン

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 昔のパリはすんごい汚かったらしいです。ひどかったらしいです。

読書

たけしの20世紀日本史 (新潮文庫)たけしの20世紀日本史 (新潮文庫)
(1998/04)
ビートたけし

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 昨日、たけしのTVタックル見てたので、その流れでなんとなく借りてみた。

 ビートたけしが、20世紀の事件を独自の視点で語る本。

 もちろん、極論があったり、いちがいに全てに賛同できはしない内容だったけど、むやみに過去の戦争で日本自身を悪者にしたり、欧米文化の無節操な摂取、特に日本という国に埃を持たせようとしない今の日本のやり方への苦言は、その通りだと思った。
 街娼が禁止された時もそうだけど、街娼を禁止したら風俗は良くなるのか。その職を失った街娼はどうするのか。街娼をせざるをえない事実があるということへの対処はしないのか。そういう根本論議をせずに、とりあえず概観を塗り固めようとするやり口は、今も昔も変わらない。
 もっとも、宮台とかに言わせると、街娼が悪という概念そのものに反論が出てくるのだろうけれどもね。
 
 とりあえず、昔から今まで、共産党は意外にまともなことを言ってたりするから面白い。

読書

旅のはじまり (黒ねこサンゴロウ 1)旅のはじまり (黒ねこサンゴロウ 1)
(1994/07)
竹下 文子

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 都議選に行ってきました。たった一票でも自分の手で投票すると、権利の重みを感じます。とりあえず、自民党ざまあw

 さて。これもなかなか続いてますね。黒ねこサンゴロウシリーズ。それにしても、犬よりネコの方が人気ありますよねー

 電車に乗っていた主人公が、隣の席に座ったネコのサンゴロウと出会うことから、話が始まる。

 ハリー・ポッターや999もそうですが、旅の始まりとしての「電車」というのは、ギミックとして鉄板だと思います。また、この作品で面白いのは、シリーズの主役がサンゴロウでありながら、視点は主人公の男の子だという点。だからこそサンゴロウの謎を残すことが出来て、次へとつなげることが出来る。なるほどなー。

 あと、関係ないけど、ロードショーを見て思ったのですが、ハリーポッターの秀逸な点は、ハリーが人間界では不遇の扱いを受けているところでしょうね。この設定がなかったら、あそこまでヒットしてなかったんじゃないでしょうか。
 エンデの「はてしない物語」も、主人公が人間世界でコンプレックスを抱いていることが重要なわけで、こうした何かしらマイナスのものを持つ主人公が、選ばれ者となって活躍する、という設定は受けるんですよねー。義経なんかもそうですが、貴種の流離起譚モノという構造をキッチリ抑えていて、ああ、ハリーポッターはやっぱすげえわと思いましたとさ。

読書

時代考証 おもしろ事典 TV時代劇を100倍楽しく観る方法時代考証 おもしろ事典 TV時代劇を100倍楽しく観る方法
(2006/12/09)
山田 順子

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 蒸し暑くてのどが渇いたので、外のコンビニに行ってカロリを買ってきました。つまみを買わなかったのがせめてもの理性です。
 ネットをしながら飲み干したら、なんだか飲み足りないような気がしてきて、ウイスキーをグラスに注ぎはじめている今です。

 さて。群像に掲載されている川上未映子さんの新作を読みました。話はいじめられている男の子と女の子の話なのですが、なんというか、やっぱこの人上手いわぁと圧倒的な絶望感を感じ、同時にこれはむしろ純文学で売るよりも若い世代に受けるかもしれないと売り手側のことも考えたりしました。

 
 グラスの中でくるくる回っているウイスキーは、マッカランのファインオーク8年です。そもそもマッカランだし、ファインオーク樽で寝かせているので、中々華やかな香りがしますが、やはり8年なので荒々しさがあり、ちょっと薄い感じがあり、なんだか不思議なウイスキーです。


 今日の本は、時代劇などの時代考証家の方が書いた本。色んな歴史に関する誤解について書いたり、時代劇のウソについて書いたりしています。
 新さんがよく飲んでいる酒の徳利などは、当時はまだ使われてなかったとか、新撰組の制服は忠臣蔵の服をモデルにしたとか(袖のギザギザ!) なかなか面白いです。そして僕は「3匹が斬る!」が大好きなのです。

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読書

ズッコケ中年三人組age41ズッコケ中年三人組age41
(2006/12)
那須 正幹

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 ズッコケ中年シリーズ第二段。表紙のデザインがスタイリッシュで素敵です。

 今回は昔出てきた嘘つき少女マコちゃんが有名占い師になってミドリ市に帰ってくる話。昔と同じように手玉に取られる三人組。でも、昔よりも、マコちゃんのウソの中には色んな哀切が篭っているような。そんなお話。

 中年組は、子供の純粋さが薄くなって、ドロドロした人間らしさが出ている分、それはそれで共感しやすさがある。今回もマコの話がどこまで本当かは分からない。でも、そのウソは、昔のちょっと見栄っ張りなだけではなくて、もっと色々な生きてくための、出世する為の、そんなたくさんの人間らしいウソなのだと思い、大なり小なりみんなが持っているそうした感情に、なんだか空を見上げたくなってしまったのである。

 ただ、ちょっと昔のような良い話になってしまったので、3巻くらいのドロドロ感を出して欲しかった

読書

ブンダバー (ポプラの木かげ)ブンダバー (ポプラの木かげ)
(2001/05)
くぼしま りお

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結構続いているんですね。ポプラ社というと、ズッコケ、ゾロリがどうしても頭に浮かびがちですが、っこのブンダバーシリーズも10巻越えで、なかなか人気の本のようです。

 骨董屋のおじいさんが拾ってきたタンスから出てきた、しゃべるネコ、ブンダバーのお話。

 児童書のパターンは様々あって、不思議なお店タイプや、家庭内タイプなどあるけれど、その一つが、このブンダバーやパディントンなどの、話す動物との共存タイプなんじゃないかと思う。

 ブンダバーを追いかけるテレビ局や、暖かく迎える町の人々など。新鮮味はないけれど、なぜかホッとさせられる。もっとも、これは児童書全体に言えることだけども。

 余談だが、イラストは魔女の宅急便もてがけた佐竹さん。それで黒猫って。ジジじゃないか!w

東京国際ブックフェア

結局、ビアンカにしました。
ゲームをすると、時間があっという間に過ぎていきますね。久しぶりにゲームなどしていますが、改めてその面白さと恐ろしさを感じます。そりゃ、あんなゲームがすぐ買えるんだから、子供が勉強しなくなるわけですよ。だって面白いもん。自民党は青き清浄なる世界を目指したいなら、児童ポルノも良いけど、一般ゲームも規制したほうが良いと思いますよ。

 さて。そんなわけで本も読まずにゲームばかりしているので、レビューの更新もありません。
 仕方ないので雑記

  東京国際ブックフェア
 今週の土日に、ビッグサイトで東京国際ブックフェアーが開催されるそうです。日本最大の本の展示会で、色んな出版社がブースを出して、新刊を出したり、サイン会をしたり、色々なイベントがあるそうです。
 行ってみたいけれど、金欠の私としては、入場料1200円に頭を悩ませられます。うーん
 とりあえず、ドラクエをクリアしてから考えようw

読書

マクルーハン (ちくま学芸文庫)マクルーハン (ちくま学芸文庫)
(2001/12)
W.テレンス ゴードンW.Terrence Gordon

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メディア論といえば、マクルーハン。特に興味があるわけでもないけど、借りてみた。

 とりあえず、メディアの神様だけに、ページいっぱいに描かれる変なポップな広告みたいな文章は辞めて欲しい。なんというか、歌舞伎町のネオンを見ているように目が痛くなってしまった。

 要は、メディアは拡張し、反転し、反発し、回復するんですね。わかります

 僕の悩みはそれよりも、ビアンカかフローラか、ということなのです。ああ、ドラクエ5の話。

読書

「ズッコケ三人組の大研究」たる本のレビューを書こうと思ったのだけど、アマゾン検索で出てこない。

なぜだろう

芥川賞、直木賞の候補が発表されました。

 今回のメディアの注目株は、文学界新人賞のイラン人女性、ネザマフィさんだが、正直、なんだかなぁと思ってしまう。
 楊さんの受賞に関しては、内容が日本語と中国語のズレに関係していたので、母語が非日本語圏の候補者として大きな意味があったと思うし、また作品も相応しいものだったと思う。けれども、ネザマフィさんに関してはどうしても二番煎じは否めないし、また内容に関しても、イランにおける戦争青春モノであって、日本語で書かれたからスゴイだけであり、これなら良い翻訳小説を読めば良いやというものに過ぎなかった。選考委員の1評価にもそうしたコメントが多数占めており、個人的には編集がこれを候補にあげたのは話題づくりのためと、文芸春秋の特権性があったのではないかな、と思う。
 また、直木賞にも西川美和さんや本谷有希子さんなど、小説畑が本職で無い人が多数顔を並べて、ああ、ついに文学賞も小説だけ書いてる人は取れない時代になったのか、と思ってしまった。
 ネザマフィさんや西川さんなど、普通にお綺麗なかたばかりで、川上さんもそうだけど、最近美人が多いですね。容姿も必要なのか。
 誰が賞を取ったとしても、話題を必死に作ろうとする出版社側の意図が最近、顕著に見えていてなんだか虚しくなる。そうやってオプションに頼っているから、本が売れないのだと偉そうに言って見るが、自分がその立場なら間違いなく同じ手でメディアを釣ろうとするのが分かっているからなんだか嫌なのである。

 ま、こんだけ言っといてなんですが、ポプラ社から西川さんが直木賞候補として出たのはとてもおめでたいことです。ぜひ、受賞して欲しいと個人的には思っております。
 でも直木候補はビッグネーム揃いだが、うーむ。いや、きっと!
 

読書

唐獅子源氏物語 (新潮文庫)唐獅子源氏物語 (新潮文庫)
(1986/02)
小林 信彦

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小林先生の御本はどれも面白いですね。ネタと軽妙なセリフ回しのセンスがいつもバツグンだと思います。

 唐獅子シリーズ2作目。適当なヤクザの大親分に振り回される、組の組長と愉快な仲間達のお話。

 芸人上がりの組員や、生臭坊主。アメリカかぶれの2代目など。キャラクターで笑え、話で笑える。
 見事なコメディ

 個人的にヤクザ物がすきなのは、小林信彦の影響が多分にあるのだな、と再認識させられた

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