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読書とギターとブログと |2009年04月
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読書

戦国城塞伝―十二の城の物語 (PHP文庫)戦国城塞伝―十二の城の物語 (PHP文庫)
(2005/04)
津本 陽

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 メジャーに真田好きとしては、上田城が好きなわけですけども。

 やっぱり最高の城は安土城だと思うわけです。太宰が三島が、自殺して美しいまま死んだからこそ今もそのイメージは美しいわけであって、安土城にしても、今は存在しないからこそ最高のお城だと思うのですね、うん。

 でも、実際問題、あんな南蛮文化を融合させた安土城のセンスは、今見てもオシャレだなあと思わずにはいられません。さぞや綺麗だったろうと思うと同時に、当時の人からしたら、なんと禍々しいお城だったろうと思います。
 仏像だらけの部屋を作ってみたり、信長さんはやっぱりキテる人だったんだー、と思うわけで、そこらへんオカルトとからめると怪しい物語が書けそうだけど、なんかムーにありそうだなー、と思ってやめました。

 そして地味に作者は津本陽
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読書

ゲッチョ先生の卵探検記ゲッチョ先生の卵探検記
(2007/10)
盛口 満

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 はい。僕も卵の黄身がヒヨコになるんだと思ってました。違うんですね。あれはお弁当なんですね。

 あと、確かにヘビは卵生のはずなのだが、なぜだか胎生のような気がしてしまう不思議。
 カマキリがゴキブリに近いのも分かるようで驚きですよねー

読書

ショートショートの広場〈11〉 (講談社文庫)ショートショートの広場〈11〉 (講談社文庫)
(2000/08)
阿刀田 高

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 今日は近くの通りで古本市の日だったので、いそいそ行ってきました。

 叩き売りの本から、パラフィン紙に包まれたすべすべの本まで色々あるわけですが、結構多くの人がにこにこしながら本を手に取り、ぱらぱらめくって買っていくのを見ていると、出版不況といえども、まだまだ頑張れるんじゃないかと思います。やっぱり本って素晴らしいですよね。
 僕も個人的に買い込みましたが(お金が・・・)、その感想文はまた今度

 さて。阿刀田先生の選ぶショートショートの選集。
 星新一もやってるのだけど、星さんと違うな、と思うのは、阿刀田さんの選ぶ作品がとても短いところ。正直、もはや一発ネタに近い作品が多かったように思った。
 しかし、アマチュアとプロの違いって、やっぱり描写力やセリフなんだな、とこういうのを読むと実感させられる。セリフがわざとらしく、色んな描写が弱く、そのわりにセリフに頼ってしまっている傾向が見て取れた。そしてこういうのを読むと、ああ、やっぱプロってすげえなあ、と思うわけなのです。
 

読書

キス・キス (異色作家短編集)キス・キス (異色作家短編集)
(2005/10/07)
ロアルド・ダール

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 ダールの短編集。名作「女主人」が収録されてます。

 「女主人」は有名なだけあって、お見事ですね。ダールの作品全体に言えるのは、ネタ自体は若干ありがちな感じがして、一抹の古さすら感じるのだけども、それでいて読者を飽きさせない筆力。そして雰囲気を空気を濃密に書き出す力。そうした細かい所がスゴイと思います。

 ただ、ダールの欠点は、その筆力に少々自身を持ちすぎているあたりだろうか。どうでもいい説明だとか、少し冗漫になりすぎているところがあった気がした。まあ、名作と失敗作が共存してるので有名なダールなので、それもまた一興といったところか。

 まぁ、いろいろな作品があったけど、星さんが「ダールは5作品くらいしか名作は無い」というほど、ヒドクはないんじゃないかと思うくらいには面白い作品集でした(回りくどいなw)

読書

人生うろうろ (講談社文庫)人生うろうろ (講談社文庫)
(2002/12)
清水 義範

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 どうやらこれから本にまみれた人生を送ることになりそうです。ま、本望ですけども。

 清水さんの短編集。ちょっとリアルな人生こもごもが、軽い文体で描かれる。
 墓をめぐった家族のどろどろに嫌気がさして、酔って墓を倒してしまった男の話や、産婦人科の病室でそれぞれの事情を抱えた女性達。
 色んな人が、色んな理由、色んな思いを抱えて生きている。これぞ人生。これぞ人間。そんな人間っていいな、と思うわけで。
 つ
 つまり何が言いたいか、というと、僕は今日とても気分が良いので、もう人間みんな愛したい気分なのだ、ということなのですね。隣人愛隣人愛。
 人だけでなく、頑張って働くアリンコや、僕の頬をなでる風など、あらゆる万物を全力で愛したい気分です。アガペー!

木更津キャッツアイ (角川文庫)木更津キャッツアイ (角川文庫)
(2003/09)
宮藤 官九郎

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あの名作、「木更津キャッツアイ」の脚本。

もうクドカンはやっぱスゲエなあと思わざるを得ないシナリオだった。シナリオの面白さもさることながら、小道具の絶妙な使い方や、小ネタを入れた軽快な台詞回し。
あとは、軽いテンポと重い内容の対比など、もうさすがです

読書

停電の夜に (新潮文庫)停電の夜に (新潮文庫)
(2003/02)
ジュンパ ラヒリ

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ラヒリのピューリッツアー賞作。

 主に、アメリカなどでのインドの人の話が多い。文化の違い。夫婦の思いの違い。そうしたささやかなズレを見事に描く。

 特に表題作「停電の夜に」で、心の冷めた夫婦が、停電の夜にろうそくをたててお互いの秘密話をし合うという設定はお見事。
 また、徐々に心が通じ合っていって、最後にひっくりかえされるとは思わなかった。僕なら、絶対にハッピーエンドで終わらすだろうな。ほら、僕、良い人だから

 うん、疲れてるんですね。寝よう

読書

信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う (新書y)信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う (新書y)
(2006/02)
鈴木 眞哉藤本 正行

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まぁ、うさんくさい文献しか記録がないわけだから、いくらでも邪推できるわけである。イエズス会陰謀説とか義昭陰謀説とかもういろいろあって笑えた。いっそ、宇宙人陰謀説とかフリーメーソンくらいひっぱりだせばもっと面白かったのに。

 こういう陰謀ものは市民権をもっているのだから、UFOのアブダクション系のネタももっと社会に認知されて良いと思うのだが、やっぱりだめだろうか。
 
 ちなみに、僕はやっぱり光秀に魔がさしたんだと思います。そりゃ、あれだけ千載一遇のチャンスがあったら、やるしかねえっ! て男なら思いますって

読書

私説博物誌 (新潮文庫 つ 4-10)私説博物誌 (新潮文庫 つ 4-10)
(1980/05)
筒井 康隆

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 筒井さんの博物誌なので、ドリトル先生顔負けのトンデモ生物ばかりで、鼻行類とかスカイフィッシュくらいはカバーしてくれてるものと思って買ったのだが、意外にもしごくまっとうな博物誌だった。
 また、中身も下ネタやドタバタスプラッタは控えめで、大人しい感じ。

 こんなの筒井さんじゃないやい、と思ったが、別に面白くないわけでもないので難しいところ。つまり、変な期待をしすぎたわけである。
 てか、筒井さんのお父さんが天王寺動物園の元園長だったのは知らなかったなぁ

読書

宮藤官九郎脚本 GO宮藤官九郎脚本 GO
(2003/06)
金城 一紀宮藤 官九郎

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 やっぱりクドカンの脚本は上手いですね。リズミカルで、小道具の使い方が上手い。
 でも、これはやっぱり原作が名作だと言う点も大きいと思うわけです。

読書

酔生夢死か、起死回生か。 (新潮文庫)酔生夢死か、起死回生か。 (新潮文庫)
(2006/08)
阿川 弘之北 杜夫

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春ですねえ。

北さんと阿川さんの対談。まぁ、お二人の旅などを中心としたトークなのだが、何が面白いって、北さんは鬱病だから、対談の間、しょっちゅうユンケルのんでウツウツ言うのが面白い。

読書

「詩のボクシング」って何だ!?「詩のボクシング」って何だ!?
(2002/01)
楠 かつのり

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 詩のボクシング。それは名もなき詩人達が、詩を朗読しあって戦うもの。

 詩を朗読して、優劣を決めると言う行為は、確かに賛否両論あると思うけれど、高尚なものではなくて生活の日常の一部としての詩を、色んな人に広めるという意味では、こういうイベントは素晴らしいものだと思う。
 文字だけでなく、言葉で体で表現する。それは小説でもなく、歌でもなく、まさに詩としか言えないもの。

 ところで、こういうイベント、さだまさしや南こうせつあたりが出たら強いんではないかい?

読書

徳山道助の帰郷・殉愛 (講談社文芸文庫)徳山道助の帰郷・殉愛 (講談社文芸文庫)
(2003/10)
柏原 兵三

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 芥川賞作「徳山道助の帰郷」を含む本。作者の柏原さんは、かなりの高血圧で38歳で亡くなったのだそうな。ほうれん草を食べましょう。

 話は、主に徳山道助の輝かしい経歴と、戦後の彼の失墜? を淡々と描く。3人称で語られるその作品は、徳山道助の人生の横で見えない作者がメモを片手に隠れているような、そんな錯覚すら覚える。まるで千年女優だ。

 下手をすれば、ただ時間軸どおりに語られただけで、そこから深いものを読み取るのは難しい。読む人によって評価は分かれるし、僕も難しいとしか言えない。けれども、なんだか、まぁいいか、とそう思わせる空気がそこに充満している気がするのだ

読書

ピンポン・シナリオブックピンポン・シナリオブック
(2002/08)
宮藤 官九郎

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 映画もそうだったけど、これは名作なのかそうでないのか、いまいちよく分からないんです

読書

もう一度学びたい戦国史もう一度学びたい戦国史
(2006/01)
菊地 正憲

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 戦国の本を何冊か読んでいると、もうだいたい書かれるとこは同じなので、復習にはなるけど飽きてきます。 
 
 そういえば、高校時代のクラスメートに、雑賀という奴がいたけれど、あれはやっぱり雑賀衆の出だったのだろうか。

読書

あちゃらかぱいッ (河出文庫)あちゃらかぱいッ (河出文庫)
(2006/02/04)
色川 武大

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 色川さんといえば、阿佐田哲也名義で書いた「麻雀放浪記」があまりにも有名ですね。ツバメ返しの哲さんは彼なのです。

 そんな色川さんが書く、戦後の浅草に生きた芸人達の破天荒な生き様を描く。

 エノケンやロッパなど、僕も名前を知っている人達は、ここでは主人公とならない。ここに描かれるのは、その人たちの半歩後を歩いた、哀れでどこか憎めない人たちだ。

 特に、才能はあったのに、女と一時の享楽を追って、結局スターになれなかった伍一の姿は、分を読んでいるだけで羨ましく、同時に痛々しい。いつも女性と憂き目を流す伍一は、自由に生きているようだが、どこかに虚しい背中を見てしまうのは、僕だけだろうか。
 伍一は死ぬとき、「あのtナンスの引き出しに俺の遺産がある」といって死んだらしい、そして家族がタンスを開けたら、大田胃酸があったのだとか。どうせ死ぬなら、これくらいやって死にたいものである。

読書

キノコの不思議な世界キノコの不思議な世界
(1999/10)
エリオ シャクター

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僕はマイタケが好きです

# 読書

ショートショートの広場〈7〉 (講談社文庫)ショートショートの広場〈7〉 (講談社文庫)
(1996/03)
星 新一

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読書

南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで-特殊用途愛玩人形の戦後史南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで-特殊用途愛玩人形の戦後史
(2008/04/05)
高月 靖

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 昔、「南極2号」ってなシリーズのAVがあったように思います。あれは「南極1号」と、いわゆる「2号」を巧妙にかけたパロディだったのですね。

 というわけで、「南極1号」つまりラブドールに関する本。新聞で紹介されてるのを見て、ずっと読みたかったのですが、いつも図書館は予約待ち。それがひょっこり空いていたので、さっそく借りてきました。

 まぁ、内容はそこまで深くは無いんですw 後半は会社へのインタビューでごまかしてるし。ただ、作るほうの、こだわりとプライド。使うほうのちょっと奇妙な愛情など、やっぱり普通のオナホールとは違うんだと考えさせられました。

 

読書

ロートレック荘事件ロートレック荘事件
(1995/01)
筒井 康隆

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 表紙の帯に書いてある「言語トリック」の文字から、たぶん語りのトリックで主人公あたりを犯人に据えるんじゃないかと予想していたのだけど、半分当たって半分外してしまった。というより、これは完敗ですね。いやあ、さすが筒井先生

 一人称の語りで物語が展開していく、一人称だからこそ、見えるものと見えないものがある。その隙間を見事についた作品。
 筒井さんの作品だが、「ぎゃっ」とか筒井言葉は出ず、素直に面白い推理小説だった。

読書

メランコリイの妙薬 (異色作家短篇集)メランコリイの妙薬 (異色作家短篇集)
(2006/10)
レイ ブラッドベリ

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 組織に所属する者として、老害にだけはなりたくないと思います。

 さて。先月は読んだ本が少なかったですね。今月はどんどん読みたいところですが、まだ難しそうだなあ。
 久しぶりの更新は、ブラッドベリの短編集。

 ブラッドベリの良さ。特にこの本の良さは、全てを語らないところ。うまく核心やその先を描かずボカして、読者に想像させることで、もやっとした恐怖だとかそういう空気感のようなものを味わうことが出来ます。
 ただ、それは同時に、先を想像できなければ良く分からない作品になってしまう危険性も孕んでいるわけで。つまり、面白い作品とよく分からなかった作品が混在しているということなのです。

 外すと、う~んと思うし、当たるととても嬉しい。モノによりけりで評価が分かれそうな本ですが、一つ一つが短いので、一日一作品読んで、その出来でその日の運勢を決めるおみくじ的な読み方が出来るのではないかと思いました。

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