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読んだ本のこととか、書いていきます

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読書

2009 - 11/21 [Sat] - 00:18

パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫)パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫)
(2008/04/09)
米原 万里

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 これ面白いぞ。
 何の気なしに、普通のエッセイだと思って借りたのですが、エッセイはエッセイでもパンツなどについてのエッセイ。しかもかなり専門的に調べられていて面白い。

 わかることは、日本人はとにかく清潔な民族だということ。下着をつける習慣や、排泄後に紙を使う習慣などは、世界から見ると奇異なもののようです。更に面白いのは、食文化によるウンチの質の問題まで関わってくるという話。
 後半はズボンとかの専門的な話になって少しダレてしまったが、思っていたより面白い本でした。

読書

2009 - 11/13 [Fri] - 23:27

宇宙ゴミ大戦争宇宙ゴミ大戦争
(2000)
横田 順彌

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 そうか。心が折れるってこういうことなのか。本当に心がスッカスカだわ。わーすごい
 死にたくなると中原中也を読みたくなって、中原中也を読むと死にたくなるという悪循環。
 1ヶ月くらい誰とも話さずに暮らすか、人の頭をビール瓶で思いっきり殴れば心が落ち着くような気がする。


 横田さんの短編集。シリアスなものやコメディ。ショートショートと見事に書き分け、その腕に脱帽する。
 表題作の宇宙ゴミ大作戦はバカバカしいコメディなのだが、梶尾真治とかかんべむさしとか、あの80年代日本SFの持つ、独特なバカっぽいコメディの感じはなんだろう。そしてそんな感じが僕は大好きだ。

読書

2009 - 10/10 [Sat] - 01:45

ジョナサンと宇宙クジラ (ハヤカワ文庫SF)ジョナサンと宇宙クジラ (ハヤカワ文庫SF)
(2006/10)
ロバート・フランクリン ヤング

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今帰りました(午前1時)。高校の友人との飲み会と、企画に関する会議がブッキング。
 先に約束していた飲み会を優先したのですが、飲みながら心に陰る影は、きっと得体の知れない飲み代の怖さだけではなく、自分の企画会議に自分が出席していないことへの罪悪感だったのでしょう。
 明日も企画に関していろいろやらないかんことがあるので、徹夜で飲ませようとする友人を金色夜叉の寛一のごとく蹴り飛ばして終電で帰ってきました。
 関係者各位にはご迷惑をおかけして申し訳なかったのですが、ま、ともあれ、たまには古い友人とバーでゆっくり飲むのも、なかなか悪くはないものでした。やっぱマッカランの18年は美味しいんだなあ


 ヤングの短編集。SFと呼ぶには少しチープかもしれない。クジラが宇宙を泳ぎ、フライパンが空を飛ぶ世界。まるで児童書をてこいれしたような作品。こういう本があるから、SFは子供の読み物だとバカにされた時代があったのかもしれないが、こういう本があるからこそ、SFはいつまでも無くなってはならないジャンルなのだとも思う。

 ヤングは決して一流の作家とは言いがたい。この本の収録作も、悪くはないのだが、一流の作品と比べると、粗が目立ってしまう。造りの甘さが目立ってしまう。
 だが、そんな作品から見えてくるヤングの優しい心根は、他の作家に負けない一流のものなのだと、僕は思うのである。

読書

2009 - 09/30 [Wed] - 23:35

世紀末・性のワンダーランド―日本の超変態系性現象 (河出文庫)世紀末・性のワンダーランド―日本の超変態系性現象 (河出文庫)
(1998/01)
矢切 隆之

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こないだの「アダルト系」と一緒に古本屋で買っていた本。こういう本を買うのって、子供のころに雨でページが張り付いたエロ本を拾った時や、普通の映画に挟んでAVを借りた時のような、なんだかとても恥ずかしく甘酸っぱいドキドキが味わえて、なんだか嬉しくなってしまいます。


 題名が題名なので、それはもう品のないアングラでエログロな本を期待して、またそう予想していたんだけれども、実際はただアダルト系の単語を解説しているだけの本。なんか、中学生が辞書で卑猥な単語を調べてむふふとしているような恥ずかしさしか感じなくて、読んでいて情けなくなってしまった。
 また、発行が97年なため、内容が全体的に古い。10年もたてば、社会もエロ市場も変化しているのです。
 まぁでも、縛り方のパターンを紹介してたり、項目に「切腹」など謎な項目があったり、確かにタイトルどおりワンダーランドではあった。

 どうせ項目別に分けるならば、いっそ辞書のように字引をつけてデータベース化すればいいのに、と思った。
 それにしても、こんなトンデモ本まで出しているとは、さすがは河出書房。

読書

2009 - 09/19 [Sat] - 23:09

王道楽土の戦争 戦後60年篇 (NHKブックス)王道楽土の戦争 戦後60年篇 (NHKブックス)
(2005/11)
吉田 司

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確かに、原爆の投下は日本を戦争の加害者でありながら被害者にしたと言われるとなるほどと思ってしまう。原爆は許されない行為であり、世界からの廃絶を願うけれども、原爆があったからこそ日本が救われたという一面もあるのも事実なのだろう。

 戦後日本の姿をなかなかユニークな視点で見ていて面白いのだが、いかんせんその語り口が気に食わない。
 「おいおい、なんちゅうあられもない<ピカドン・プレゼント論>や?」などという飲み屋のオッサンの説教のような文体は、読みやすさよりも、単純に軽く不快感を覚えてしまう。
 やはり話し言葉と書き言葉はそれぞれ適切に使われるべきであり、よほどの文学的演出を除いてラングとバロールは混濁されるべきではないのだと思う。

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